四十九日 計算
命日を入れるだけで、初七日・二七日から四十九日・百箇日までの忌日法要と、一周忌から五十回忌までの年忌法要の日程を曜日つきで一覧にします。忌明けの直前の土日と三月またぎ(三月越し)の判定つき。命日の前日から数える関西などの数え方にも対応しています。
忌日法要の日程(初七日〜百箇日)
七日ごとに区切って営む法要です。近年は初七日を葬儀当日に繰り上げて行い(繰り上げ初七日)、四十九日まで法要を省略する例も多くあります。どこまで営むかは地域・宗派と家の考え方によります。
年忌法要の日程(一周忌〜五十回忌)
祥月命日(命日と同じ月日)が基準です。一周忌は満1年後、三回忌以降は「回忌の数から1を引いた年数」が経過年数になります。命日が2月29日の場合、平年は2月28日として表示しています。
四十九日の数え方
一般的には、亡くなった日そのものを1日目に数えます。したがってカレンダー上は命日の48日後です。関西などで命日の前日を1日目とする地域では、1日早い「命日 + 47日」になります。
| 法要 | 数え方 | 命日からの日数(全国的に多い数え方) |
|---|---|---|
| 初七日 | 7日目 | +6日 |
| 五七日(三十五日) | 35日目 | +34日 |
| 七七日(四十九日) | 49日目 | +48日 |
| 百箇日 | 100日目 | +99日 |
| 一周忌 | 翌年の祥月命日 | 満1年 |
四十九日は「忌明け(きあけ)」の節目とされ、これをもって忌中を終える扱いが一般的です。喪中の期間(一般には一年程度)とは別のものとして考えられています。
早見表(命日が各月1日のときの四十九日)
| 命日(2026年) | 四十九日(命日を1日目) | 四十九日(関西など前日から) | 当日以前で最も近い土曜 |
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 2026/2/18(水) | 2026/2/17(火) | 2026/2/14(土) |
| 2月1日 | 2026/3/21(土) | 2026/3/20(金) | 2026/3/21(土) |
| 3月1日 | 2026/4/18(土) | 2026/4/17(金) | 2026/4/18(土) |
| 4月1日 | 2026/5/19(火) | 2026/5/18(月) | 2026/5/16(土) |
| 5月1日 | 2026/6/18(木) | 2026/6/17(水) | 2026/6/13(土) |
| 6月1日 | 2026/7/19(日) | 2026/7/18(土) | 2026/7/18(土) |
| 7月1日 | 2026/8/18(火) | 2026/8/17(月) | 2026/8/15(土) |
| 8月1日 | 2026/9/18(金) | 2026/9/17(木) | 2026/9/12(土) |
| 9月1日 | 2026/10/19(月) | 2026/10/18(日) | 2026/10/17(土) |
| 10月1日 | 2026/11/18(水) | 2026/11/17(火) | 2026/11/14(土) |
| 11月1日 | 2026/12/19(土) | 2026/12/18(金) | 2026/12/19(土) |
| 12月1日 | 2027/1/18(月) | 2027/1/17(日) | 2027/1/16(土) |
四十九日が土曜・日曜にあたる年もあります。その場合は当日に営めるので、繰り上げる必要はありません。上の表は2026年の日付です。自分の命日で調べるときは、ページ上部の入力欄をお使いください。
三月またぎ(三月越し)とは
命日の月から四十九日の月までが3つの月にまたがることを三月越し(みつきごし)と呼びます。「四十九日が三月(みつき)にまたがる」を「始終苦(しじゅうく)が身(み)につく」と読み替えた語呂合わせに由来する言い伝えで、仏教の教義に根拠があるものではない、という説明が一般的です。
とはいえ気にする地域や家はあり、その場合は五七日にあたる三十五日で忌明けの法要を営むことがあります。月の後半(おおよそ13日以降)に亡くなると三月越しになりやすいので、日程を決める前に親族の考え方を確認しておくと、あとで揉めずに済みます。
法要の日程の決め方
- まず正確な当日を出す: 命日から数えた四十九日が基準です。案内状や僧侶への依頼も、この日を軸に組み立てます
- 参列者が集まりやすい日へ前倒しする: 一般的には当日より手前の土日に繰り上げます。日を過ぎてから営むのは避ける、という考え方が広く共有されています
- 菩提寺と会場を早めに押さえる: 土日や大安は混み合います。日程の候補を2つほど持って相談するとまとまりやすくなります
- 納骨を同日に行うか決める: 四十九日に合わせて納骨する例が多く見られますが、墓地の準備が間に合わなければ一周忌や百箇日に回しても差し支えないとされています
- 友引を気にするかは家次第: 友引を避けるのは主に葬儀・告別式の慣習で、法要には関係ないとされるのが一般的です。ただし気にする参列者もいます
本ツールが表示する「直前の土日」は、四十九日の当日以前でもっとも近い土曜と日曜です。後ろ倒しの候補は表示していません。
宗派による考え方の違い
忌日法要を故人の冥福を祈る追善供養として営む宗派が多い一方、浄土真宗では亡くなると同時に阿弥陀仏の救いによって浄土に生まれるという教えのため、追善のための法要とは考えず、残された人が仏縁に出あう機会として営むと説明されます。日程の数え方そのものは同じで、四十九日や一周忌に法要を営む点も変わりません。
また、地域によっては七七日を待たずに三十五日で忌明けとする、初七日を葬儀当日に繰り上げるなど、慣習の幅があります。迷ったら菩提寺に確認するのがもっとも確実です。
よくある質問
四十九日は命日の49日後ではないの?
一般的には命日そのものを1日目として数えます。そのためカレンダー上では命日の48日後が四十九日にあたり、「49日足す」と1日ずれます。同じ数え方で初七日は命日の6日後、百箇日は99日後です。例えば命日が2026年1月10日なら、初七日は1月16日、四十九日は2月27日になります。地域や宗派で異なる場合があるため、菩提寺があれば確認してください。
関西では数え方が違うと聞いたけれど?
関西を中心に、命日の前日を1日目として数える地域があります。この数え方だと忌日法要はすべて1日ずつ早くなり、命日が2026年1月10日なら四十九日は2月26日です。「亡くなる前日から数える」「逮夜(法要前夜)を重んじる名残」など説明のされ方はさまざまで、同じ関西でも寺院や家によって扱いが違います。どちらが正しいという話ではないので、菩提寺や年長の親族に合わせるのが無難です。一周忌以降の年忌法要は、どちらの数え方でも祥月命日が基準で変わりません。
法要を土日に前倒ししてもいい?
一般的には、参列者が集まりやすい直前の土日に繰り上げて営みます。日を過ぎてから行うのは避けるという考え方が広く共有されているため、後ろ倒しではなく前倒しにするのが通例です。本ツールは四十九日の当日以前でもっとも近い土曜と日曜を表示します。ただし、僧侶の都合や会場の空き、遠方の親族の移動を優先して日程を決めることもあり、地域・宗派によって考え方は異なります。
三月またぎ(三月越し)は避けたほうがいい?
命日の月から四十九日の月までが3つの月にまたがることを三月越し(みつきごし)と呼び、「四十九日が三月にまたがる(始終苦が身につく)」という語呂合わせから気にする地域があります。これは語呂合わせに由来する言い伝えで、仏教の教義に根拠があるものではないという説明が一般的です。気にする場合は、五七日にあたる三十五日で忌明けの法要を営むことがあります。地域や家の考え方によるので、親族で相談して決めるとよいでしょう。
一周忌の次が三回忌なのはなぜ?
一周忌は「亡くなってから1年」という数え方で、命日の翌年の同月同日です。三回忌からは亡くなった年を1回目として数えるため、三回忌は命日から満2年後にあたります。以降も同様で、七回忌は満6年後、十三回忌は満12年後、五十回忌は満49年後です。つまり三回忌以降は「回忌の数から1を引いた年数」が経過年数になります。二回忌という言い方をしないのは、一周忌がその位置にあたるためです。
浄土真宗でも四十九日の法要をする?
営みます。ただし意味づけが異なると説明されるのが一般的で、浄土真宗では亡くなると同時に阿弥陀仏の救いによって浄土に生まれるという教えのため、故人のために追善する法要とは考えず、残された人が仏縁に出あう機会(聞法の場)として営むとされます。日程の数え方は同じで、四十九日や一周忌といった区切りも変わりません。表現(「ご冥福をお祈りします」を用いないなど)や作法に違いがあるので、菩提寺に確認してください。
ペットの四十九日も同じ数え方でいい?
同じ数え方で差し支えありません。ペットの供養に決まった作法はなく、人の法要にならって命日を1日目として四十九日を数え、その前後で納骨や手元供養に移る例が多く見られます。ペット霊園や納骨堂で合同供養の日が決まっていることもあるので、利用する場合はその日程に合わせるとよいでしょう。本ツールの計算はそのまま使えます。
本ツールは「命日を1日目として数える」という一般的な慣習に基づく日付計算です。忌日法要・年忌法要の考え方や営む範囲、忌明けの時期は地域・宗派・寺院によって異なります。実際の日程は菩提寺や親族とご相談のうえお決めください。